雨の日は頭の中で、ユーミンの冷たい雨にうたれながら街をさまよった女の歌が流れる。
1979年だって、こわ。
40年前だよ。
でも、猫が水を異常に怖がるのは、DNAの中に、乾きにくい毛質のネコの先祖が、毛が濡れたままの気温の急激な下降は死に直結していたかららしい。DNAレベルだよ。40年なんて最近。
どんなことをしでかして雨の降る中、外に放り出されたのかは知る由もないが、なんかの罪を許してもらいたくて、冷たい雨の中を罰みたいくさまよって。
帰ってみたら誰かの赤い靴だよ。
赤い靴はパンプスだろうな。間違えても赤のコンバースとかじゃないはずだ。恋人がいない間に家に入り込むのにわざわざ主張の強い、これ見よがしの赤いパンプスを雨の中履いてくるような女とは、どうせすぐダメになるだろよ。
とか、つまんない妄想なんかしながら、足が濡れない安心のレインブーツで颯爽と歩ける幸せ。(TA)
